ちぃの救命講習2 [_〆(゜ー゜)メモメモ]
1はこちら
AEDについて、語らせてもらいます。
日本での名称は、自動体外式除細動器 って言います。
名前の通り、体の外から細動を取り除くための機械です。
医療ドラマで・・
医 師『最初は150で・・』
看護士『先生、用意できました!』
医 師『みんな、離れて』
医師は両手に左官屋さんが持っているみたいな器具を持って、バチン
患者の体が激しく揺れて、脈が戻る
医 師『ふぅ~』
なんてシーンがありませんか!?
簡単に言えば、AEDはあの機械と同じ事ができます。
しかも、電圧の調整や回数も、機械が判断してくれます。
昔は限られた医療現場でしか行えませんでしたが、機械が全自動で行ってくれる事によって、民間人でも行えるようになりました。
講習を受けて無くても、大丈夫。
まぁ、機会があれば、是非受講してください。
機械が音声案内をしてくれますので、その通り作業をすれば良いんです。
ショックを与える時は、感電して失神しますので、必ず患者からは離れましょうね。
取り除くべき細動って何だ って事ですけど。
分かりやすく言えば、心臓の筋肉が痙攣している状態です。
細動を起こすと、心臓が血液を上手く送り出す事ができなくなるため、血流が滞ります。
だから、細動を取り除けば、心臓が正しく動くように戻す事ができます。
除細動は心臓マッサージでは行えませんから、原因不明で倒れた場合はAEDを試してください。
AEDは電源入れたら直ぐ使える(電気ショックが行える と言う事です。計測は入電すればできると思います。)わけではないので、使用可能になるまでの間はマンパワーの心肺蘇生を行ってください。
ボーっと見てたら、救命開始が遅れるだけですよ。
AEDが『患者に触れないで』って言えば、別ですけどね。
高度な医療が手軽に行えるAEDですが、問題点も。
公共施設や複合施設にAEDの設置されているのを良く見かけますが、そもそもAED自体には設置義務がありません。
誰が置いても良いし、置かなくても良いんです。
気が付いたら無くなっていた って事も、あるかもしれません。
危機管理がしっかりしている施設だから、置いてある なんて思いませんか!?
確かに設置当初は、そうなんだと思います。
初期投資だけで、命が助かる と思っている設置者も多いです。
でも、時間の経過と共に、電池は放電されていきます。(おおむね5年)
ショックを与えるための電極パッドも、消耗品の為粘着力が弱まってしまいます。(おおむね2年)
それを知らずにメンテナンスを行わないと、いざ使おう となった時に使えない事になります。
AEDは物凄い勢いで普及していますが、ちゃんと使える状態になっているかどうかは、利用者には分かりません。
宝の持ち腐れ にならない事を、祈るばかりです。
全自動で作業を行ってくれる賢いAEDですが、児童にはショックが強すぎる と言う事も問題です。
学校や運動施設に置いてあるAEDは、小児用のパッドと大人用のパッドが入っている物もあります。
子供は疾病を起因とする細動は起こりにくいとは思うのですが、硬いボールが胸部にぶつかる などで細動を起こすこともあります。
AEDの出番は少ない事を祈りますが、こういう問題点もあることも念頭に入れておいて欲しいと思います。
正しく使う事ができれば、きっと良い結果が出る と信じて。
次は救命救急の方法(フローチャート化)をできたら良いな と思います。
-つづく-
AEDについて、語らせてもらいます。
日本での名称は、自動体外式除細動器 って言います。
名前の通り、体の外から細動を取り除くための機械です。
医療ドラマで・・
医 師『最初は150で・・』
看護士『先生、用意できました!』
医 師『みんな、離れて』
医師は両手に左官屋さんが持っているみたいな器具を持って、バチン
患者の体が激しく揺れて、脈が戻る
医 師『ふぅ~』
なんてシーンがありませんか!?
簡単に言えば、AEDはあの機械と同じ事ができます。
しかも、電圧の調整や回数も、機械が判断してくれます。
昔は限られた医療現場でしか行えませんでしたが、機械が全自動で行ってくれる事によって、民間人でも行えるようになりました。
講習を受けて無くても、大丈夫。
まぁ、機会があれば、是非受講してください。
機械が音声案内をしてくれますので、その通り作業をすれば良いんです。
ショックを与える時は、感電して失神しますので、必ず患者からは離れましょうね。
取り除くべき細動って何だ って事ですけど。
分かりやすく言えば、心臓の筋肉が痙攣している状態です。
細動を起こすと、心臓が血液を上手く送り出す事ができなくなるため、血流が滞ります。
だから、細動を取り除けば、心臓が正しく動くように戻す事ができます。
除細動は心臓マッサージでは行えませんから、原因不明で倒れた場合はAEDを試してください。
AEDは電源入れたら直ぐ使える(電気ショックが行える と言う事です。計測は入電すればできると思います。)わけではないので、使用可能になるまでの間はマンパワーの心肺蘇生を行ってください。
ボーっと見てたら、救命開始が遅れるだけですよ。
AEDが『患者に触れないで』って言えば、別ですけどね。
高度な医療が手軽に行えるAEDですが、問題点も。
公共施設や複合施設にAEDの設置されているのを良く見かけますが、そもそもAED自体には設置義務がありません。
誰が置いても良いし、置かなくても良いんです。
気が付いたら無くなっていた って事も、あるかもしれません。
危機管理がしっかりしている施設だから、置いてある なんて思いませんか!?
確かに設置当初は、そうなんだと思います。
初期投資だけで、命が助かる と思っている設置者も多いです。
でも、時間の経過と共に、電池は放電されていきます。(おおむね5年)
ショックを与えるための電極パッドも、消耗品の為粘着力が弱まってしまいます。(おおむね2年)
それを知らずにメンテナンスを行わないと、いざ使おう となった時に使えない事になります。
AEDは物凄い勢いで普及していますが、ちゃんと使える状態になっているかどうかは、利用者には分かりません。
宝の持ち腐れ にならない事を、祈るばかりです。
全自動で作業を行ってくれる賢いAEDですが、児童にはショックが強すぎる と言う事も問題です。
学校や運動施設に置いてあるAEDは、小児用のパッドと大人用のパッドが入っている物もあります。
子供は疾病を起因とする細動は起こりにくいとは思うのですが、硬いボールが胸部にぶつかる などで細動を起こすこともあります。
AEDの出番は少ない事を祈りますが、こういう問題点もあることも念頭に入れておいて欲しいと思います。
正しく使う事ができれば、きっと良い結果が出る と信じて。
次は救命救急の方法(フローチャート化)をできたら良いな と思います。
-つづく-
タグ:救命救急
コメント 0